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  • 近畿ニューオフィス推進賞

関西電力本店オフィス

法人データ

企業名・団体名 関西電力株式会社
所在地 大阪府大阪市北区中之島3丁目6番16号 関電ビルディング
オフィスの種類形態 本社、新築、賃貸ビル
オフィスの延べ面積 106,000m2
業 種 電気・ガス業
使用開始時期 2005年1月
入居者数 1,900名
社内の推進部門 地域共生・広報室 中之島開発プロジェクトチーム(2005年6月より都市再生プロジェクトチームに組織変更)
建築設計 日建設計、ニュージェック設計企業体
オフィス設計 株式会社日建スペースデザイン、コクヨオフィスシステム株式会社、
株式会社 岡村製作所、株式会社 内田洋行、
株式会社リンクアンドモチベーション ほか
施 工 竹中工務店ほか建築共同企業体 など

NOPAの眼

当オフィスは、大阪市の中之島三丁目共同開発の第Ⅰ期工事にて建設された。このオフィスの特徴は、様々な方法にて省エネに取り組んでおる事であり、なかでも特筆すべきは施策は、風量と風向きをコントロールできるなど、高い省エネ性とパーソナル性を実現可能としたタスク&アンビエント空調を採用していることである。それら諸施策の効果によって、一次エネルギーを30%削減することに成功した省エネ型オフィスの代表例と言える。

(ビル外観)

南西方面より。

(頂部ライトアップ)

ビルの屋上を吹く風をセンサーでリアルタイムにとらえ、風の移動を光で表現する照明。
(Lighting as Live Re? ector; liv-lit)
(参考)ONE SHOW 環境デザイン部門入賞

(エスカレータ・サイン)

関西電力への来訪者が利用する1階と2階を結ぶエスカレータ。レンチキュラーによるモーショングラフィックスを活用したサインが、来訪者を誘う。

(1階 ロビー)

関電ビルディングの総合受付が設けられている1階エントランスロビー。ジョセップ・マリア・マルティン作のアートが吹き抜けを含む大空間を演出している。

(ユニバーサルオフィス)

3,600mm×2,800mmのグリッドで構成される。パーティションの色が、エリアサインとして機能している。

(フリーアドレスオフィス)

ソロワークやコラボレーション、様々なワークシーンを支えるセッティングが用意されている。

(2階 ロビー)

2階に設けられた関西電力受付。将来は、堂島川沿いのデッキから直接アプローチできるようになる。

(目的指向型会議室)

コラボレーションの誘発を目的として、5・6階にある共用会議室48室のうち10部屋はテーマが設定され、ブレストタイプ(アイデア発散)とディシジョンタイプ(評価決定)に分けられています。

(コミュニケーションウェル)

一般執務スペースを有するフロア、全ての階には、喫煙室や飲料自販機、シンクが設置されているリフレッシュスペースが完備されている。高層階においては、最大3層の吹き抜け空間を有するコミュニケーションウェルが設けられ、内部階段を利用したフロア間の移動や部署を越えたコミュニケーションの場として利用されている。

(食 堂)

19階・20階には、トータル約700席を有する食堂が設けられている。ランチタイムの食事だけでなく、飲食を取りながらの様々なコミュニケーションに活用されている。四隅の空間には、「花・鳥・風・月」がインテリアテーマとされ、エリアサインとして機能すると共に、この空間に潤いを与えている。

(中之島ミーティングプレイス)

3階中央に設置されたお客様やビジネスパートナーとのコミュニケーションをサポートするインタラクティブな新コンセプト空間。