- Award Winning Offices
第23回 日経ニューオフィス賞受賞オフィス紹介
- ニューオフィス推進賞
株式会社 メック・デザイン・インターナショナル MEC HOUSE
法人データ
企業名・団体名 | 株式会社 メック・デザイン・インターナショナル MEC HOUSE |
---|---|
所在地 | 東京都中央区勝どき1-13-1 イヌイビル・カチドキ |
オフィスの種類形態 | 本社 賃貸ビル |
オフィスの延べ面積 | 1367m2/131人 |
業種 | インテリアデザイン |
使用開始時期 | 2009年11月 |
社内の推進部 | 勝どきオフィス移転プロジェクトチーム |
建築設計 | |
オフィス設計 | デザイン部 |
建築施工 | |
オフィス施工 | インテリア部 |
URL | |
http://www.mecdesign.co.jp/ | |
その他 | |
求人情報 |
オフィス写真
MEC HOUSE 働く場はワーカーにとっての愛すべきもう一つの我が家 訪れる人すべてにウエルカムな空間演出
What is MEC HOUSE
三菱地所グループのインテリアデザイン事務所として1972年設立。オフィスやホスピタリティー施設、住空間などの設計、施工、コンサルティング等を行っている。
【マネージメントメッセージ】
世界的経済危機に見舞われている今こそ、社員が一丸となって変革・挑戦するために心地よく機能的なオフィスが必要
水面を臨む 創造性を掻き立てる
文化が馨る街 空間創りの源
【コミュニケーション改革】
クロスコミュニケーション
4つの事業部門のクロスファンクションを誘発し新たな事業領域へのチャレンジや拡大を目的とする
フラットコミュニケーション
上下のないコミュニケーションの促進
【オフィスコンセプト】
成長する「場」
誰が今
何をしているのか
何を考えているのか
何に困っているのか
多くの経験を持った専門家が違った経験の仲間と助け合う場
開かれた空間
壁を創らない
マネージメント個室を創らない
マネージメントも新入職員と同じデスク
閉ざされたミーティングルームを創らない
IT / ICT of MEC HOUSE
シームレスで快適なネットワーク環境
部署によって様々に働き方が違うため、ワークスタイルに合わせた快適なITツールを活用し実践している。
すべての情報をサーバーに一元管理。社外でも携帯電話やPCがあれば社内と同じような職務環境を実現している。
国内、海外出張先でも社内のファイルサーバーにアクセスしてデータを 利用する。電話やメールといったコミュニケーションだけでなく、社内の各種申請や災害時の安否確認などもできる。
大阪データセンターにファイルサーバーのバックアップがあり、本社災害時には、データの消失を防ぐだけでなく、被災地に来ることなく自宅などからで もデータを利用することができる。

ユニファイドコミュニケーション
電話・メール・テレビ会議・Web会議などの様々なコミュニケーションツールを統合することで効率的なコミュニケーションを実現。多彩なコミュニケーションを業務プロセスに応じて自在に使い分けられるようにすることで、ストレスフリーな協同作業(コラボレーション)環境を整備している。コミュニケーションの効率化、高機能化を通じて、オフィスワーカーの生産性が向上した。

海外と結んでデザインの詳細な打合せなども安価でタイムリーにできるようになった。
MEC HOUSE for the Earth
ワークスタイル革新による
ワークスタイルを変えることで可能となる省エネ
役員室や社内ミーティングエリアは部屋とせずオープンな空間で業務を行っている。
オフィスの大部分はビル基準空調のみのエコ運用となっている。

外出や現場での業務の多い社員にはモバイル用のツールを活用し社内と同じ環境を提供。セキュリティのバックアップも万全。

ICT機器から
機器に関するエコ機能で消費電力の削減を実現
プリンタからの出力はICカードで制御し無駄な出力を削減。

出張をなくしCO2削減に寄与。

サーバールーム全体の空調はせず、ラック内のみを冷やすことで、エネルギーをセーブしている。

設備、インテリアから
ビル設備やインテリア、マテリアルの選択によるCO2排出削減
■遮熱フィルム貼付
ビルは窓面が北西に向いており、日差しの影響を受けにくいため、ブラインドを開けた状態でも快適な室温を確保できる。さらに遮熱フィルムが添付されているため空調への負荷が少ない環境となっている。
■空調は2系統
天井からのインテリア系と窓側ペリメータの空調2系統を使い分けている。窓側は手動でコントロールできるため、OFFにしていることも多い。
使用済みカーペットを再利用したバッキング材を使用した製品を採用。

既存品の外側のみを再塗装した。樹脂パーツの割れが懸念されるため、パーツを付けたまま低温焼付け塗装とした。これにより購入年度やメーカーの異なるキャビネットが同一カラーになり、コストセーブも実現。

オフィス運営による
日常のオフィス運営の中での省エネを見える化しワーカーの意識の向上を促進
■グリーン購入法の導入
文具、備品の購入にはグリーン購入を積極的に行っている。
■産業廃棄物処理の適正化
廃棄物処理法に基づき、適正な処理を行い、廃棄物管理票マニュフェストの届出を実施している。
昼休みや定時後は消灯を徹底。ランチはダイニングに集まってとっている。
休日出勤時は全体空調を使わず、ダイニングのスポット空調を利用してエネルギーをセーブ。

水や肥料の必要ないノーメンテナンスグリーンを採用。

NOPAの眼
MEC HOUSEとは、(株)メック・デザイン・インターナショナルの本社オフィスであり、「もうひとつの我が家」を意味する。(株)メック・デザイン・インターナショナルは、長年培った経験、技術力、ネットワークを活かし、オフィス環境・商環境や住環境のデザインに関する総合的なサービスを提供することを目的とした、三菱地所グループのインテリアデザイン会社である。オフィスには、自社のビジネスであるインテリアデザインの手法を活用し、多くの経験を持った専門家が、組織の壁や役職の壁を超え、違った経験を持つ仲間と補完しながら成長してゆくことのできる空間が、質の高い意匠で構築されている。コミュニケーションの活性化を軸に、社員全員が帰属する「もうひとつの我が家」となるオフィスである。