高知市街から郊外への移転を果し、コミュニケーションしやすい、広いワンフロアオフィスをつくりあげた。この移転を機に、オフィス全体のノンテリトリアル化を図ると同時にLAN環境も充実し、どこでもオフィスが実現した。作業レベルやコミュニケーションの程度に応じ、ワーカー自らのワークスペースを選択できるようになっており、極めてフレキシビリティの高いオフィス環境になっている。パブリックスペースの家具や壁装材には、地元町村の杉間伐材や土佐和紙、四万十川の川砂利を使うなど、高知県の地域文化風土を取り入れる工夫が随所に見られ、IT環境の充実だけではなく、ワーカー、来訪者に優しい自然派志向のオフィスに仕上がっている。 |