第17回日経ニューオフィス賞 受賞オフィス紹介

2004年度 第17回日経ニューオフィス賞

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富士ゼロックス株式会社 東京事業所
ニューオフィス推進賞

●企業名・団体名: 富士ゼロックス株式会社
●所在地: 東京都港区六本木3-1-1
●オフィスの種類形態: 支社・支店、新築、賃貸ビル
●オフィスの延べ面積: 15,923.98m2
●業 種: 事務用機械器具の製造及び販売
●使用開始時期: 2004年1月
●入居者数: 1,988名
●社内の推進部門: 六本木T−CUBE拠点統合プロジェクト実行委員会
●建築設計: 株式会社日本設計
●オフィス設計: ゲンスラー アンド アソシエイツ インターナショナル リミテッド
●施 工: 富士ゼロックスゼネラルビジネス株式会社、富士ゼロックスオフィスサプライ株式会社、富士ゼロックス情報システム株式会社、西松建設株式会社



働く空間や設備をプロデュースする企業ならではの実験的試みにあふれたオフィスであり、来客に見せることのできるオフィスである。働く人にやさしい→働く人が面白い→企業の経営力が強いという循環しながらの向上を目指している。誰でもどこでもIT利用による効率的かつ創造的業務を行えるユビキタス的環境、情報セキュリティのための入退室や認証管理・無線LANの暗号化利用、従来のフリーアドレスを超える多部門が自由に利用するフロア、インターネットのテレビ会議による遠隔業務の簡便化等、技術的に種種のメニューを用意するだけでなく、人の住環境としての素材・色等にも配慮しオフィス環境を構築している。また、ISO14001を既得し、省エネルギー、リサイクル等環境対策も率先している。


(受付・エントランス)

(ロビー)
事業ビジョンである「オープンオフィスフロンティア(OOF)」を象徴する、楕円型をモチーフとしたデザインを展開している。真っ白な空間と、床と壁面の間接照明によって、お客様を明るい空間でお迎えするとともに、ロビーには遊び心のあるカラフルな家具を配置し、リラックスしてもらえるように配慮。

(一般執務スペース)
オフィス全体が単調にならないよう壁面を全体的に暖色系にし、位置を確認しやすくするために柱を濃いグリーンとオレンジにした。また、ワークスペースとコミュニケーションスペースを緩やかに区分するため、カーペットを曲線で色分けをした。

(オープンコミュニケーションスペース)
オフィス内の動線が交差し、出入り口に直結するエリアにオープンコミュニケーションスペースを配置した。部門内のコミュニケーションの活性化はもちろん、出入り口に近いという特性を活かして『異なる部門・支社・拠点間のコミュニケーションの活性化』も狙いとした。 8階フロアにはガラス張りの喫煙室を配置しており、外からのアイコンタクトによる偶発的なコミュニケーションを誘発するよう配慮している。 くつろげるタイプの低い椅子やソファタイプなど、視線の高さが異なる家具を組み合わせた。利用目的(コミュニケーションやリフレッシュなど)に応じたバリエーションがある。

(OOF(オープンオフィスフロンティア)スクエア)
富士ゼロックスおよび関連会社の人たちが気軽に立ち寄れてコミュニケーションがとれ、OOF関連  情報の獲得やワークスタイルに関するさまざまな思いやアイディアを語り合う広場。

(Document CORE TOKYO(ショールーム))
ネーミングの“CORE”には、提供ソリューションをお客様と共有する核(CORE)、コミュニケーション(COMUNICATION )、秘訣(RECIPE)、変える(RESTYLE)、の意味を込めている。 全体のデザインは“The Document Company”を掲げる当社のコアビジネスに深く関与する“ドキュメント”から、究極のドキュメントである“DNA”をベースにした。壁面の波形曲線はDNAの螺旋、ガラスシリンダーはDNAの核の形を表現している。

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