• ニューオフィス推進賞

清水建設株式会社 技術研究所新本館

法人データ

企業名・団体名 清水建設株式会社
所在地 東京都江東区越中島3丁目4番17号
オフィスの種類形態 研究所、新築、自社ビル
オフィスの延べ面積 9,634.07m2
業 種 建築・土木等建築工事の請負
使用開始時期 2003年10月
入居者数 300名
社内の推進部門 清水建設株式会社技術研究所、清水建設株式会社設計本部
建築設計 清水建設株式会社 設計本部
オフィス設計 清水建設株式会社 設計本部
施 工 清水建設株式会社 建築事業本部 東京建築第3事業部

NOPAの眼

個人の所持するPHS端末を活用、その在席情報を集計分析することで、建物の未使用スペースの空調コントロールや会議室稼働率分析などを行っているインテリジェントオフィスである。情報技術を省エネルギー対策やファシリティマネジメントに応用している面でも極めて先進的なオフィスである。気候や地震のセンサーも設置されており、建物そのもののライフサイクルも継続的にデータ蓄積がなされている。フロア中央にある吹き抜けには、オープンなカフェリフレッシュコーナーが隣接配置されており、またここには上下階をつなぐ階段もあることから、研究者同士のコミュニケーションスポットになっている。

(外 観)

都市再生プログラムとして建物全体を大架構柱頭免震を採用し、構内道路等インフラをまたぐべく、6本の柱で浮かせた。

(エントランスロビー)

エントランスロビーは6層の吹抜けとなっており、ガラス張りのロビーとなっている。ガラス越しにピロティの展示や中庭(現在計画中)を望むことができる。

(ボイドコア)

吹抜けは、研究者の「協働と集中」を創出しつつ、緩やかな分離と一体感を演出している。

(図書情報コーナー)
(研究室)

スケルトン&インフィル型の研究室。技術革新に即応した更新、実証実験を行う。

(リフレッシュスペース)