京阪奈学研都市の中心に、自然の中にとけこむようにデザインされた「和」をイメージした低層の建築の中に圧倒的な大空間オフィスが展開されている。オフィスの中央を貫くプロムナードと呼ばれるトップライトからの自然光が降りそそぐアトリウムのような「散歩道」には、両サイドの大部屋方式の執務エリアから、ワーカーたちが階段を降りて集まってくる。そこでは、インフォーマルな交流やコラボレーションがおこなわれ、オフィスコンセプトである「協創」の実現のための象徴的空間となっている。さらに、テラスやラウンジなど人々が自然に集まり、創造性を刺激し合う場を随所に配置するとともに、社内外の頭脳が同居し協業するための専用の「協創ルーム」も備えている。 |
(外 観)
京阪奈地区の豊かな自然と融合した低層建物。 |
(アプローチ)
深い軒の出・縦格子を強調し、京都・奈良のもつ「和」のイメージを表現。 |
(3階 一般オフィス)
1ウイングが巾約24m、長さ約120mの開放感のあるワンフロアオフィス。 |
(2階 プロムナード)
南北オフィスにはさまれた巾約9m、長さ約120mのコミュニケーション空間。天井から自然光が明るい空間を創造している。壁面はプロジェクタ投影可能なホワイトボードシートになっている。ディスカッションやアイデア発散を効果的にサポート。 |
(3階 テラス)
屋外用家具を配置。リフレッシュだけでなく、打合せスペースとしても利用。 |
(2階 カフェテリア)
木質を取り入れた温かみのある空間。外部の緑がリフレッシュ効果を高めている。 |