琵琶湖湖畔をロケーションとする、まさに湖と共生するアメニティ豊かな快適オフィス。そこを訪れる人びと、そこで日々生活するワーカーにとって、刻々と変化する琵琶湖の眺めを享受できる様々な空間の連続が与えてくれるものは、感動の経験と呼ぶにふさわしいものである。さらに、創造性、生産性の高いワークの実現をコンセプトに、ワーカーのモチベーションアップ、コミュニケーションの活性化、心地よいリラクゼーションのための工夫が随所にみられる。建築的には周辺の環境、及び琵琶湖から比良山系を望む景観に配慮したデザインとなっている。地域を中心とする社会交流の一環として行われる、小中学生向けの体験学習活動には年間5000人以上が参加する。 |
(外観 南面)
琵琶湖のさざ波と魚をイメージした流線型のデザイン。 |
(接客打合せゾーン)
ガラスによるオープンなロビー空間に設置した接客打合せコーナー。来客に企業のオープンな姿勢、自然に対する姿勢をアピール。 |
(1階 応接室)
各応接室に自然界の要素「地・光・空・水・風」でテーマ付けを行い、テーマイメージ毎にインテリアや絵画に変化を持たせている。 |
(2階 執務エリア)
ユニバーサルプランニングの採用により将来的な変化に柔軟に対応できるオフィスレイアウト。 |
(2階 オフィスワークエリア)
執務エリアで唯一喫煙が可能なスペース。喫煙しながらの集中作業、打合せや休憩が可能であるとともに、利用者同士のコミュニケーションを支援するホワイトボードを設置。 |
(ロビー吹き抜け空間)
内の気流を感じて静かに動くアートオブジェは、自然を感じとるセンサーとして企業イメージを表現。 |