「先進的なオフィス」とは、ニューオフィス推進協議会は毎年、優秀なオフィス空間作りをしている企業を表彰しており、その賞を受賞したオフィスのことを指します。今回は平成16年度受賞オフィスから5社を選び(調査対象者:309人)、同様のアンケートを実施いたしました。
※協力いただいた5社(50音順)は、オムロン株式会社、TMI総合法律事務所、株式会社日建設計、富士ゼロックス株式会社、富士通株式会社の各社です。
その結果、1位「自席」、2位「喫煙室」の順位は変わらないものの、「先進的オフィス」では「自席」を好む率が13ポイント少なくなっており、「自席」以外のスペースを好む率が増えています。 「先進的オフィス」3位の「コミュニケーションスペース」とは、リフレッシュコーナーと打合せコーナーの機能を兼ねたスペースのことです。また4位の「会議室」は、「一般オフィス」4位の「トイレ」と好対照を示しています。
先進的オフィスワーカーの「好む場所」上位 1位 自席 (20.9%) 2位 喫煙室 (14.0%) 3位 コミュニケーションスペース (11.5%) 4位 会議室 (7.5%
「喫煙室」でも、「先進的オフィス」は「一般オフィス」より「落ち着くから」の割合が低くなっており、逆に「情報交換や談話」を好む理由が多くなっています。