研究塾のご紹介

〜クリエイティブ・オフィスづくりの肝〜Pre-Design実践 出張一日集中ワークショップ

■講座概要

Pre-Design手法の学究的実践者
丸山 玄 大成建設(株)

Pre-Design手法の実践的学究者(事務局)
(一社)ニューオフィス推進協会 坂巻 裕一

日程 依頼社と調整
時間 10:00〜17:00
人数 10名以内(厳守)
料金 会員 \150,000-(税抜)
非会員 \200,000-(税抜)
(教材費含む、23区以外の交通費別)
申込方法 ニューオフィス推進協会(担当坂巻)へ
お電話をお願いします。
☎ 03-3553-3471

■目標

組織的知識創造を基礎とした「豊かな設計条件」づくりのための活動:Pre-Designよるクリエイティブ・オフィスづくりの実践的な方法を学び、オフィスづくりの現場で活用することをめざす。

■講義概要

クリエイティブ・オフィスは、経営課題を解決する知識創造の“場”として作用するが、“場”として真に有効に働くには、個々の組織の文化や風土、そのビジネスの活動にフィットしたオフィス環境が構築されなければならない。
ビジネス活動にフィットする環境を構築するには、設計やデザイン以前の調査活動において、その設計条件について、深く考察、検討し、「豊かな設計条件(多様な視点で検討した設計条件)」を整理することが必要である。
豊かな設計条件とは、検討し、構築するオフィスに関わる様々なステークホルダーの(顕在)ニーズ、加えて、その潜在ニーズが反映された条件であり、その整理と共有に有効な手法として、評価グリッド法をベースとした①デプスインタビュー手法と、メタファーやアナロジーをベースとした②レトリック手法がある。
ワークショップでは、テーマを設定し、知識創造理論をベースとしたクリエイティブ・オフィスづくり最新の方法を実践し、設定したテーマにおいての、具体的な豊かな設計条件を整理し、シナリオによりその条件を共有する。


デプスインタビュー手法/レトリック思考手法
●オフィスづくりプロセス①:潜在ニーズを表出化する
 ・デプスインタビュー〜豊かな設計条件の整理
●オフィスづくりプロセス②:ニーズとイメージを連結化する
 ・シナリオライティング

■対象

クリエイティブ・オフィスに関心のある経営層、経営企画担当者、オフィスづくりの担当者等
クリエイティブ・オフィスの構築・運営に関わっている人々、今後関わろうとしている人々

■テキスト

配布資料

■Pre-Designの中心となる2つの手法

●Pre-Designと知識創造理論SECIモデル

デプスインタビュー手法は、知識創造理論における暗黙知(潜在ニーズ)を形式知に換える「表出化」にあたり、レトリック思考手法は、その形式知を別の形式知と結合する「連結化」にあたる。



ビジネス活動にフィットするクリエイティブ・オフィスづくりでは、Pre-Designの活動において、構築するオフィスに関わる様々なステークホルダーのニーズと潜在ニーズを反映した「豊かな設計条件」を設定することが重要である。


●デプスインタビュー手法;
質問:「あなたの理想のオフィスは?、、、あなたのいまのオフィスは理想と比べてどれくらい?」
一対比較法でインタビューをしていきます。

●レトリック思考手法;
SnowPeak Headquaters (第25回日経ニューオフィス賞経済産業大臣賞受賞)

オフィスシナリオ:「オフィスはものづくりのフィールドだ!」(抜粋)

プロローグ;
静かだ。夕べ夜半から降り出した雪は今朝未明まで降り続け、そうとう積もっているようだ。カーテンのすき間から外を見ると、すでに雪は止んで月が明るい。私たちの新しい建物ができて初めての積雪だ。

朝の風景;
朝、朝日に輝く雪のフィールドが見たくて、新雪をとばしながらオフィスへ急いだ。今朝は一番乗りだぞ。とオフィスへ向かうと、建物内はすでに暖房が入っていて心地よい。オフィスに近づくとほんのりとコーヒーの香りがしてきた・・・・。

チーム力がアップするオフィス;
朝、オフィスに来たらまず個人ロッカーからノートPC、事務用品、今日する仕事の書類などを今日の自分のデスクに持っていく・・・・。

ナチュラルテイストプラスあそび心のインテリア;
窓から四季折々の変化を楽しむことのできるオフィス、この新しいオフィスになって本当にオフィスに来るのが楽しみになった・・・・。

集中したいときや機密情報に関する業務は森の木陰で;
時には一人になって考えたり仕事をしたいときもある。そういう時にはオフィス内の篭れる席を利用する。木々に囲まれた森のようになっているエリアだ・・・・。

エピローグ;
ナチュラルライフ関連の新商品開発の打合せでは、本当に熱い議論を戦わせることができ、心から充実感を感じていた。きっと、みんなが納得いくすばらしい商品がもうすぐできるだろう・・・・。


■スケジュール(参加者10名以内)

10:00
参加者自己紹介(一人2分) 計20分
10:20
概要紹介 20分
10:40
評価グリット法インタビュー実施紹介 40分
11:20
評価グリット法インタビュー概要説明 20分
11:40
評価グリット法インタビュー実践ワークショップ 60分
12:40
中断:食事 60分
13:40
評価グリット法インタビュー実践 再開(交代) 60分
14:40
評価グリット法インタビュー終了:休憩 20分
15:00
シナリオライティング説明 20分
15:20
シナリオライティングワークショップ(個別にシナリオ作成) 60分
16:20
シナリオ発表
17:00頃
終了
案内資料PDFデータ

ページの先頭へ