第15回(2002年)日経ニューオフィス賞

東北公益文科大学

東北ニューオフィス推進賞
 
●企業名・団体名: 東北公益文科大学
●所在地: 山形県酒田市
●オフィスの種類形態: 教育施設、新築、自社ビル
●オフィスの延べ面積: 21,254m2  
●業 種: 私立大学
●主な業務: 教育施設
●使用開始時期: 2001年3月
●入居者数: 74名
●社内の推進部門: 東北公益文科大学設立準備委員会
●建築設計:

日本設計(設計監理)
池田靖史慶應義塾大学助教授(マスタープランナー)

●オフィス設計:

日本設計(設計監理)
池田靖史慶應義塾大学助教授(マスタープランナー)

 

 

「知・環境・コミュニティを創造するキャンパス」として、学問・自然環境・地域とのインフラとしての大学まちづくりを目指した。塀や囲いのないキャンパス、研究室・小教室などの一体的なゾーニングにより、学生と教職員の幅広い交流スペースを確保した。情報発信の拠点としての高度な情報環境やLANを導入したネットワーク環境の整備、また防災拠点であると共に、地域との連携・交流の場としてメディアセンター、カフェテリアも広く開放されている。大学と地域があらゆる面で相互に溶け込んだ、地域密着の好事例といえるであろう。

 
   

(外観 大学全体)
塀や囲いのないオープンキャンパス。

(新世紀館 1F カフェテリア)
吹き抜けと壁面のガラス張りにより開放感を持たせた。
 

(教育研究棟 2F 共同研究室
ゼミに対応する共同研究室を研究室(個室)前に設け、交流のスペースを確保。

大学本部棟 1F 事務室
ファシリティマネジメントと執務環境の面を考慮し、教職員、役職を問わずデスク・イスを統一し、利便性の高いキャスター付デスクを採用。