ニューオフィス環境奨励賞

東日本旅客鉄道（株）　
JR東日本本社ビル

プロフィール
	●所在地：	東京都渋谷区
	●オフィスの種類形態：	新築自社ビルの本社
	●オフィスの面積：	67900㎡
	●業種：	陸運業
	●使用開始時期：	平成9年9月
	●入居者数：	1100名

公開空地

長さ３５０ｍの人工地盤。本社ビルへのアプローチでもある公開空地は植栽を多く設け、快適な都市の新しい歩行空間としている。

オフィスの概要

一般執務スペースは天井高３，１００㎜、10㎡／人とワーカーにとって大変ゆとりのある空間になっており、業務改善、ＯＡ化、オフィス施設等の点でも細かな配慮、工夫がなされている。また環境問題に対応した長期的視点としてスーパーフレームの採用などによる建物の長寿命化、短期的視点としてエアフローウィンドウシステムの採用による高断熱化、動力の削減、中水利用、ごみ分別搬送システム導入による古紙・ビン・缶の再資源化等、省エネ・省資源化に積極的に取組み、公開空地を「サザンテラス」として一般に開放するなど、環境・地域に十分配慮されたオフィスである。

地下１F・ゴミ処理室
本社ビルではゴミについて、ゴミ分別搬送システムを導入。古紙をはじめビン、カンなどの再資源化に役立てている。

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中外製薬（株）　
富士御殿場研究所

プロフィール
	●所在地：	静岡県御殿場市
	●オフィスの種類形態：	新築自社ビルの研究所
	●オフィスの面積：	36830㎡
	●業種：	医薬品製造業
	●使用開始時期：	平成9年3月
	●入居者数：	450名

研究員居室　学際棟２，３，４F

１６００Hの高さのパネルで囲われたワークステーション。視線を気にする事なく研究に集中できる。

オフィスの概要

　富士山の裾野という立地条件を活かし、自然環境を存分に取り入れ、ワーカー各自が生活パターンに合わせ、各自の裁量で研究活動を行なえるよう配慮されたオフィスである。ペアガラス採用等による空調負荷軽減と、温熱源のセントラル化や熱回収型空調システム等の採用により省エネを図っている。また、御殿場市が推進している、生ごみなど可燃ごみを固形化して燃料（ＲＤＦ）として使用するボイラー設備を導入、ごみの再利用による重油の節減と、自治体のごみ埋立て量の削減に貢献する等、地域環境保護対策にも積極的に取組んでいる。

食堂　厚生棟１F
全面ガラスにより廻りの豊かな自然を感じながら食事できる家具も木質系のものを使い全体をコーディネートしている。

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