北海道ニューオフィス推進賞

網走信用金庫本部

本社 / 新築・自社 / 48名

　ゆとりある執務スペース(10．3㎡／人)を実現している。業務内容による２つのデスクスタンダードを採用(フリーアドレスタイプ、全職員統一サイズデスク1400Ｗ)。特に全職員統一サイズデスクの採用により、什器管理の簡素化を図っている。
　多目的に利用できる男女別和室休憩室(お茶会等)、木質調家具を使用した落着いた食堂や、オフィス内の分煙化を図り、愛煙家のための喫煙スペースを設置(空気清浄器付きテーブル)するなどワーカーに対する細かな配慮がされている。
　コンピュータ制御により空調の適温コントロールと分割運転による省エネ対策もなされている。また、正面玄関車椅子用スロープ、身体障害者用トイレ、車椅子・視覚障害者対応エレベータ(点字表示、音声案内)等、バリアフリーにも対応。来客者や職員に対しての気配りが良く出来ているオフィスである。

コンピュータ室と事務室の間のガラス間仕切りが単調にならないようアート（タぺシート貼）で工夫。

談話室は、寛いだ雰囲気で談話、食事が行えるようサロン的な部屋とした。

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王子製紙（株）苫小牧工場事務所棟

工場 / 新築・自社 / 100名

　1人１台のパソコン導入しグループウェアの活用(Ｅメール、会議予約システム、スケジュール管理)による業務の効率化、情報の共有化を行なう一方、苫小牧をテーマにした絵画を通路、リフレッシュコーナー等に展示し、ワーカーに憩いの場を提供している。また、本社・各工場で衛星回線通信を利用し、災害時の通信手段を確保するなどリスクマネジメントにも怠りない。
　トップライト等により、自然光を充分採り入れた明るいオフィスを実現すると同時に、人工照明の節減を行ない、工場自家発電の余剰電力の利用とソーラーシステム導入等による省エネ、工場敷地内の緑化推進、ゴミ保管庫における分別回収や市民からの使用済み割り箸を受け入れ再利用するなど環境面での配慮がなされている。

ソーラ発電システムの採用

デスクは整然とゆったりと配置されている

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