日経ニューオフィス賞 受賞オフィスの紹介
■2005年度 第18回日経ニューオフィス賞
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株式会社パソナ 東京本社ビル
ニューオフィス推進賞

●企業名・団体名: 株式会社パソナ
●所在地: 東京都千代田区大手町 2-1-1 大手町野村ビル
●オフィスの種類形態: 本社、リニューアル、賃貸ビル
●オフィスの延べ面積: 7,494.53m2
●業 種: 総合人財サービス
●使用開始時期: 2004年11月
●入居者数: 560名
●社内の推進部門: 総務部、広報企画部
●建築設計: 大成建設株式会社
●オフィス設計: Kono designs 河野 能美
●施 工: 株式会社 乃村工藝社



大手人材派遣会社のショールーム兼本社である。「優秀な人材は場から」というスタンスで、デザインもCIを基に細部まで行き届いており、自ら考案したアメーバ式チーム机のレイアウトに併せ、天井照明も円を描く形に配置されている。1Fには無料で利用できるカフェコーナー、B1Fには市場価格の半分で利用できるグループ社員・スタッフ専用のエステサロン、B2Fには地下農園がある。特に地下農園の賃貸オフィスで作る発想と、太陽光が届かない地下で試みた画期的な耕法は、オフィスを活用した産業革命と言っても過言ではない。


(エントランス)
メインストリートに面したエントランス。パソナのサインがデザインされたファサード。通りからロビーを垣間見ることができる。
(受 付)
パソナグループの総合受付を1階に設置。2箇所の入口に受付を設け、来館される方を応対。メインの受付では弊社イメージキャラクター映像等を上映。
(ロビー)
全体に白を基調とした明るいロビー。ドリンクサービスを行うカウンターでは、パソコンでお仕事情報の検索も可能。センターにある円状のプレゼンテーションスペースを取り囲んで、天井高に合わせたハイチェア、ハイテーブルを設置。また壁際には落ち着けるソファを配置し、打ち合わせや待ち合わせに利用。
(登録スペース)
登録スタッフの方が“じっくり”“安心”して相談できる開放感ある空間をつくり、全体を白と木を基調とした“やさしさ”と“清潔感”ある什器を使用。又、登録スペースと営業スペースの境は、透明ガラスのパーテーションを使用することで、それぞれのプライバシーを守りながらも相互のコミュニケーションを推進させ速やかに適切なお仕事の案内ができるよう設計。

(プレゼンテーションスペース10face マルチスクリーン)
ロビー中央に位置する10faceスクリーンでは、パソナグループの雇用創造への取り組みや新たな提案、各種サービスラインの説明など様々な情報をタッチパネルによる案内で見ることができる。また企業の方を招いてのプレゼンテーションスペースとしても活用。
(一般執務スペース)
有機型状のオリジナルファニチャーの机を配置、社員同士のコミュニケーションを密にするとともに、プロジェクトによってメンバーが集結し業務ができる設計に。また、メンバーの増減にも容易に対応が可能。

(会議室)
事務スペースとガラスのパーテーションで仕切られた機能的な会議室。

(応接室)
和の素材(簾、障子、和紙)を用いた応接室。

(リフレッシュエリア)
2〜3階の事務スペースの窓際にガラスのパーテーションを隔てて社員のリフレッシュのスペースとして、コミュニケーションカウンターを設置。社員同士の情報交換やパソコンを持ち込んでの仕事の打ち合わせ、休憩時のティーカウンターとして使用可能。

(パソナ02)
太陽光の届かない地下で植物栽培を行なう新しい空間。都会の人たちにもっと農業を身近に感じていただき、植物を通して生活に潤いと安らぎを与えるリラクゼーションスペースでもある。

(キャリアインターンプラザ)
再就職支援サービスを受けられる“キャリアインターンプラザ”。再就職に関して暗いイメージではなく、明るく前向きに取り組めるよう、開放感のあるオフィス空間に。ここには、個人で情報検索や必要書類の作成ができるPCの他、その周辺には、「情報閲覧コーナー」「インタビュールーム」なども設置。
 

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